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　ECM NEWS／ECM情報

Album cover reproduced by courtesy of ECM Records, Munich
●ジャケット写真はECM Recordsの許諾のもと、掲載しております。（musicircus）


April 27, 2010
マリリン・マズールが新しいジャズ賞を受賞

Marilyn Mazur wins new jazz prize
　

Photo: Colin Eick

"Elixir" (ECM 1962)

 　世界中のジャズ・アーティストを対象に新しく創設されたユーロコアJTIジャズ賞 EuroCore JTI Jazz Award の第一回受賞者に、デンマークのパーカッショニスト、マリリン・マズール Marilyn Mazur が選ばれました。授賞式は12月3日にドイツのトリーア Trier にあるユーロコア・ジャズ・クラブ EuroCore Jazz Club で行なわれる予定です。マズールには副賞として10,000ユーロが贈られます。以上の情報は先週末にブレーメン Bremen で開催されたジャズアヘッド見本市 Jazzahead trade fair において発表されました。

 　

　マズールの存在は、マイルス・デイヴィスとの共演によって広く知られることになり、マイルスとは三年間にわたるツアーで行動を共にしています。ECMへの初登場は1990年にヤン・ガルバレク・グループ Jan Garbarek Group の一員としてでした。

　《アイ・トゥック・アップ・ザ・ルーンズ I Took Up The Runes》（ECM 1419）、《トゥエルヴ・ムーンズ Twelve Moons》（ECM 1500）、《ヴィジブル・ワールド Visible World》（ECM 1585）、《ライツ Rites》（ECM 1685/86）、以上４作のガルバレク・グループのアルバムの録音に参加しています。

　マズールのECMでの最近作は、2008年にヤン・ガルバレクと共演して彼女自身の名義でリリースしたパーカッションのための小品集のアルバム《エリクサ Elixir》（ECM 1962）です。

　今年の後半には、歌手のヨセフィーヌ・クロンホルム Josefine Cronholm、ピアニストのジョン・テイラー John Taylor、ベーシストのアンダーシュ・ヤーミーン［アンデシュ・ヨルミン］ Anders Jormin をフィーチャーした彼女の新しいクァルテットによる新録音が予定されています。


Marilyn Mazur official website ■



『マリリン・マズール、ヤン・ガルバレク／エリクシール』 ■
　"Elixir / Marilyn Mazur, Jan Garbarek" Disc review @JazzTokyo
　by 堀内宏公 Hiromasa Horiuchi
　
　


(c) ECM Records, Munich. Used by permission.


 　
　 ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） 　

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