April 27, 2012
| 今週の批評から Reviews of the Week |
リチャード・モリソン Richard Morrison
タイムズ紙 The Times
デレク・ウォーカー Derek Walker
イギリス国教会新聞 Church Of England Newspaper
(c) ECM Records, Munich. Used by
permission.
| ECM NEWS／ECM情報 | Album cover
reproduced by courtesy of ECM Records, Munich |
April 27, 2012 |
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ヒリヤード・アンサンブル
Hilliard Ensemble の新作《マドリガーレ集
第5巻 Quinto
Libro di Madrigali》（ECM New
Series 2175）への英国タイムズ The Times の批評。 |
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| これらの異常とも呼び得る作品群の中には――21世紀になってもジェズアルドの音楽は聴き手の耳に衝撃を与え、魂を凍えさせる力をいまだ失ってはいない――、作曲者ジェズアルドが陥っていた神経症から生じてくる心の混乱、病的と言う他ない和声規則を逸脱した音程関係、精神的な動揺、そして虚無主義（ニヒリズム）といったものが含まれている。ヒリヤード・アンサンブル
Hilliard Ensemble はそうした要素を完璧なかたちで描き出している。（中略） 音楽がつねに完璧なイントネーションと明瞭なテクスチャーで構築されているのが、まさにその証拠である。なんと素晴らしい演奏だろうか！ リチャード・モリソン Richard Morrison タイムズ紙 The Times |
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イギリス国教会新聞
The Church Of England Newspaper に掲載された、トルド・グスタフセン
Tord Gustavsen 《ザ・ウェル
The Well》（ECM 2237）のレヴュー記事。 |
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もしもあなたが知的な雰囲気に浸るのが好きなタイプで、どうせなら気分を穏やかに落ち着かせてくれる心に響くジャズが聴きたい、しかも美しい旋律が満載であるなら尚更良い、と言うのであれば、このアルバムに勝るものはないだろう。年末の時点で本作が私自身の（全ジャンルの音楽を含む）年間トップ７に入っていなかったとしたら、今年の音楽分野には例年になく優れた作品が数多く集中していたことになる。 デレク・ウォーカー Derek Walker イギリス国教会新聞 Church Of England Newspaper |
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| ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） |