December 16, 2003
| キース・ジャレットがレオニー・ソニング音楽賞を受賞 Keith Jarrett wins Sonning Music Prize |
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| ECM NEWS／ECM情報 | Album cover
reproduced by courtesy of ECM Records, Munich |
December 16, 2003 |
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| キース・ジャレット
Keith Jarrett が、欧州で最も権威ある音楽賞のひとつとして知られるデンマークのレオニー・ソニング音楽賞
Léonie Sonning Music Prize の2004年度の受賞者に決定しました。 |
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| 1959年度の同賞の第１回目の受賞者は作曲家のイーゴリ・ストラヴィンスキー
Igor Stravinsky でしたが、その後も受賞者のほとんどはクラシック音楽界の巨匠の名前が並んでいます。ドミトリー・ショスタコーヴィチ
Dmitri Shostakovich、レナード・バーンスタイン
Leonard Bernstein、ユーディ・メニューイン
Yehudi Menuhin、オリヴィエ・メシアン
Olivier Messiaen、ピエール・ブーレーズ
Pierre Boulez、アイザック・スターン
Issac Stern といった錚々たる顔触れです。ECMと関係の深い音楽家では、1987年度の受賞者ハインツ・ホリガー
Heinz Holliger、1989年度のギドン・クレーメル
Gidon Kremer、1997年度のアンドラーシュ・シフ
András Schiff、2003年度のジェルジ・クルターグ
György Kurtág などです。 |
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| 同賞をジャズ・ミュージシャンが受賞するのは、このキース・ジャレットを自らのバンド・メンバーとして雇っていたマイルス・デイヴィス
Miles Davis が受賞して以来20年ぶりのことです。 |
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| キース・ジャレットには賞金8万USドルが授与され、授賞式は2004年7月のコペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル
Copenhagen Jazz Festival 期間中に行われる予定です。審査講評の一部を抜粋してご紹介します。 |
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| キース・ジャレットは長年に亙り音楽上の実験と現代化を弛（たゆ）むことなく継続してきました。その際に、決して伝統を拒否することはなく、しかし時代によって移り行く音楽スタイルに左右されたり気まぐれな変化に引き摺られたりすることもありませんでした。そうした結果、ジャレットはその精巧な想像力と知性を通じて、紛れもない彼自身の言語を創り出したのです。 |
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| ジャレットにとって、今回のソニング賞
Sonning Prize は今年で二度目の大きな賞の受賞となります。今年（2003年）の5月に、ジャレットはポーラー音楽賞
Polar Music Prize を授与されています。 |
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ジャレットのECMの最新作はライヴ録音による《アップ・フォー・イット
Up For It》（ECM 1860）です。このアルバムはゲイリー・ピーコック
Gary Peacock とジャック・ディジョネット
Jack DeJohnette とのトリオの活動20周年を祝福してリリースするものです。 |
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| ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） |