December 20, 2010
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| マイケル・フォーマネクのECMデビュー作に名盤のお墨付き Formanek's
Masterpiece
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マイケル・フォーマネク（フォーマネック）
Michael Formanek のECMデビュー・アルバム《ザ・ラブ・アンド・スペアー・チェンジ
The Rub and Spare Change》（ECM 2167）が、ダウンビート誌の2010年ベストＣＤ“五つ星の名盤”の一枚に選ばれました。同誌のレヴューの一部をご紹介します。
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このアルバムの冒頭は、ドラマーのジェラルド・クリーヴァー
Gerald Cleaver の繰り出す柔らかい振動の騒めきとティム・バーン
Tim Berne の軽々とした抒情的な音色の影に覆われた、ベーシスト／リーダーのマイケル・フォーマネク
Michael Formanek の静穏かつ全体を確実に支えるアルコ奏法と、そしてピアニストのクレイグ・テイボーン
Craig Taborn が穏やかに絶え間なく奏でる5音のフレーズによって完備された、いわば旋法に基づく聖歌の一種のような趣の曲“Twenty Three Neo”で幕を開けるのだが、この気配が、以降に登場する全ての劇的場面の控え目な背景として奉仕しているように思われる。実際、続く2曲目の“The
Rub And Spare Change”では、どこに向けて出発したかについては忘れてしまい、分かっているのは現在の瞬間に何を聴いているかだけだというような地点へと聴き手の気分を徐々に高調させていくのである。
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マイケル・フォーマネク・クァルテットは、2011年春に欧州ツアーを行なう予定です。これはフォーマネクにとって、バンド・リーダーとしてはこの10年間以上で初のヨーロッパ・ツアーになります。現在すでに決定しているスケジュールは以下です。 ミュンヘン
Munich（April
7）、スイスのバーデン Baden,
Switzerland（April 8）、フランスのブレスト
Brest, France（April 9）、パリ Paris（April 10）、オランダのアイントホーフェン
Eindhoven, Netherlands（April 11）、ウィーン Vienna（April 12）、クロアチアのプーラ
Pula, Croatia（April 14）。
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またECMレコードでは2011年春に、クレイグ・テイボーン
Craig Taborn のファースト・ソロ・アルバムのリリースを予定しています。 本作《ザ・ラブ・アンド・スペアー・チェンジ
The Rub and Spare Change》をはじめとする、テイボーンが参加した他のECM作品を愛聴し関心を寄せているリスナーの方々には朗報だと思います。
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＜クレイグ・テイボーン参加ECM作品＞ |
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ロスコー・ミッチェル
Roscoe Mitchell
《ファー・サイド Far
Side》（ECM 2087）
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ロスコー・ミッチェル
Roscoe Mitchell
《作曲／即興 第１、２、３番 Composition/ Improvisation Nos. 1, 2 & 3》（ECM 1872）
［仏Jazzman誌の2007年度年間最優秀アルバム受賞作］
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ロスコー・ミッチェル
Roscoe Mitchell
《ナイン・トゥ・ゲット・レディ Nine To Get Ready》（ECM 1651）
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エヴァン・パーカー Evan Parker
《ブストロフェドン（ブーストロフィードン）〔犂耕体［りこうたい］・牛耕法［ぎゅうこうほう］〕 Boustrophedon》（ECM
1873）
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デヴィッド・トーン David Torn
《プレゼンス Prezens》（ECM 1877）
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(c) ECM Records, Munich. Used by
permission.
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※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） |
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