June 30, 2010
|
| マンフレート・アイヒャーとECMがダウンビート誌で三回目となる同時受賞 Third-time
DownBeat Poll Win for Manfred Eicher and ECM
|
|
|
| |
じつに三年連続で、米国のジャズ専門誌ダウンビートの批評家投票が、年間最優秀プロデューサーにマンフレート・アイヒャー、年間最優秀レーベルにECMを選定しました。全部門の結果は8月号で紹介されます。7月中旬には世界各地の雑誌売場で入手可能だと思います。
|
|
| |
ほんの二ヶ月前にはマンフレート・アイヒャーが同じくダウンビート誌から、「ジャズ・アーティストと世界中の聴衆とを結びつける絶え間ない努力を重ねた企業ならびに際立った成果を示した情報の発信者、そしてジャズの歴史の開拓者として、その成果と貢献」という見地から評価され、永年功労賞を受賞しています。
|
|
| |
ECMを祝う出来事は、欧州の夏のフェスティヴァルでも継続中です。ペルージャ
Perugia での今年のウンブリア・ジャズ・フェスティヴァル
Umbria Jazz Festival ではECMレーベルの内側に特別に焦点を当てたプログラムを組んでいます。マンフレート・アイヒャーと作家・批評家・ジャズ評論家ゲイリー・ギディンズ
Gary Giddins（■）との討議が7月12日に行なわれるほか、7月13日にはボボ・ステンソン・トリオ
Bobo Stenson Trio とルイ・スクラヴィス・クィンテット
Louis Sclavis Quintet、そして7月14日にはタルコフスキー・クァルテット
Tarkovsky Quartet、ステーファノ・ボッラーニ
Stefano Bollani、チック・コリア・クァルテット
Chick Corea Quartet、7月15日にはニック・ベルチュとローニン
Nik Bärtsch's Ronin、エンリコ・ラヴァ
Enrico Rava、パット・メセニー・グループ
Pat Metheny Group が登場します。
|
|
| |
7月25日にはイタリア中部でのアティーナ・フェスティヴァル
Atina Festival において「ECMの夕べ Concerto
evento ECM」（■）が開催されます。アルゼンチン出身のバンドネオン奏者ディノ・サルーシ
Dino Saluzzi
が仲間と語らって新しく結成したアルゼンチン、ドイツ、イギリス、デンマーク、イタリアの民族混成グループが出演します。参加ミュージシャンはフェリックス・サルーシ
Felix Saluzzi、ジョン・サーマン
John Surman、パレ・ミッケルボルグ［ミケルボー］
Palle Mikkelborg、アニヤ・レヒナー
Anja Lechner、UTガンジー UT
Gandhi、ロザリオ・ボナッコルソ Rosario Bonaccorso です。
|
|
| |
ドイツのミュンヘンを本拠地としたECMレーベルは、これまでと同様に、最も広大な音楽的スペクトルを包み込んだレコーディング作品を発表し続けていきます。今後のリリース予定をお知らせします。 8月新譜；
ノーマ・ウィンストン・トリオ Norma Winstone Trio《ストーリーズ・イェット・トゥ・テル
Stories Yet To Tell》（ECM 2158）、そしてアルヴォ・ペルト
Arvo Pärt《交響曲第4番 Symphony No.
4》（ECM New Series 2160）です。
9月新譜；
ヤン・ガルバレク Jan Garbarek とヒリヤード・アンサンブル
Hilliard Ensemble の共演による長い間待たれていた第三作《オフィチウム・ノヴム
Officium Novum》（ECM New Series 2125）、そしてチャールズ・ロイド・クァルテット
Charles Lloyd Quartet の新作とニック・ベルチュ
Nik Bärtsch の新作です。
|
|
| |
(c) ECM Records, Munich. Used by
permission.
|
|
| |
※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） |
|