November 29, 2010
| キース・ジャレットのカーネギー・ホール・ソロ公演、ふたたび Keith Jarrett returns to Carnegie Hall |
(c) ECM Records, Munich. Used by
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| ECM NEWS／ECM情報 | Album cover
reproduced by courtesy of ECM Records, Munich |
November 29, 2010 |
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| キース・ジャレット
Keith Jarrett がニューヨークのカーネギー・ホール
Carnegie Hall に再び戻ってきます。2011年1月16日土曜日午後8時開演で、プログラムは滅多に聴くことができない貴重なピアノ・ソロです。PAを通さないピアノによる、一晩すべてをピアノの即興演奏だけで通すものになる予定です。本公演はおそらく北米では今年唯一のジャレットのソロ・ピアノ・コンサートになります。 |
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カーネギー・ホールでのキース・ジャレットのソロ・コンサートは、過去に2005年9月（30年以上を経てジャレットがソロ・コンサートとしては初めて同ホールに出演）と2009年1月の二回があります。とりわけ2005年の歴史的な公演は、2006年にECMからライヴ録音が2枚組ＣＤ《The
Carnegie Hall Concert》（ECM
1989/90）としてリリースされています。このアルバムおよび2009年のソロ・コンサートに対する批評は、いずれも非常に肯定的なものでした。All About Jazz に掲載された2009年の演奏会評の一部を引用します。 |
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| 先日カーネギー・ホールで開催されたジャレットのコンサートは、彼の長い経歴を通じても最も偉大なソロ演奏と言えるものであった。ジャレットがその音楽の限界値を更に引き上げる驚くべき現場を3000人のファンが目撃し、彼らは6回に及ぶ熱狂的な総立ちの拍手喝采をジャレットに送った。この日の公演は、1975年の《ケルン・コンサート》、1991年の《ウィーン・コンサート》、2005年の《カーネギー・ホール・コンサート》といった、以前の勝利の場に立ち会いたかったというジャレット・ファンの願いに代わる機会を提供したという点で、まさしく、多くの人にとって夢の実現と呼べるものであった。ジャレットの名演の歴史に新たな里程標が刻まれたのである。 |
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| ECMレコードからリリースされているジャレットのソロ・ピアノ・インプロヴィゼーション・アルバムはどれもベスト・セラーとなっていますが、これらのアルバセムは、コンテンポラリー・ミュージック（同時代音楽）におけるピアノの役割を再定義する一助となっています。ソロ・ピアノによる前例のない非凡な統一体といえる《ケルン・コンサート》は、ピアノ・ソロ録音史上、最も数多くの販売実績を誇るアルバムです。 |
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《フェイシング・ユー
Facing You》（ECM 1017） |
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《ソロ・コンサート Solo Concerts》（ECM
1035/37） |
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《ケルン・コンサート
The Köln Concert》（ECM 1064/65） |
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《サン・ベア・コンサート
Sun Bear Concerts》（ECM 1100） |
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《パリ・コンサート Paris Concert》（ECM
1401） |
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《ウィーン・コンサート
Vienna Concert》（ECM 1481） |
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《ラ・スカラ La Scala》（ECM
1640） |
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《レイディアンス Radiance》（ECM
1960/61） |
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《カーネギー・ホール・コンサート
The Carnegie Hall Concert》（ECM 1989/90） |
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《テスタメント Testament - Paris/London》（ECM 2130-32） |
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| 今回のコンサートのチケットの発売開始は2010年12月6日（月）から。申し込み窓口はカーネギー・ホール・オフィス、電話またはインターネットで。（Carnegie Hall Box Office, 57th Street &
7th Avenue, New York. By Phone: 212 247 7800; or on the
internet: www.carnegiehall.org. ） |
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| ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） |