ECM NEWS／ECM情報 October 16, 2009

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　ECM NEWS／ECM情報

Album cover reproduced by courtesy of ECM Records, Munich
●ジャケット写真はECM Recordsの許諾のもと、掲載しております。（musicircus）

October 16, 2009

フランスでバール・フィリップスの個展

Barre Phillips Exhibition in France

　フランスのニース Nice のルイ・ヌスラ図書館 Bibliothèque Louis Nucéra で、バール・フィリップス Barre Phillips の生涯と作品をテーマにした展覧会が開催されます。会期は2009年12月11日から2010年2月6日まで。

　展覧会のタイトルは≪40年間の音楽的創造 40 ans de création musicale≫と題されており、この偉大なベース奏者が1969年にアメリカからフランスへ移住して以降の作品およびその展開に絞って紹介する内容です。沢山のツアー・ドキュメントや数多くの録音資料などを駆使して、その創造の軌跡をいくつかの視点から概観して展示構成されるとのことです。
　今回の企画展のプログラムの中には、映画の上映やバール・フィリップス自身が出演する実際のパフォーマンスなども組み込まれています。会期中の各土曜日に、計４回のアフタヌーン・コンサートが予定されています。
　12月12日はバール・フィリップスのソロ・コンサート。12月19日は振付家でインプロヴァイザーでもあるエマニュエル・ペパン Emmanuelle Pépin とのコラボレーション「バール・フィリップスとダンス Barre Phillips et la danse」。そして1月16日は「バール・フィリップスと映画 Barre Phillips et le cinéma」と題された特集では、映画監督ロバート・クレイマー Robert Kramer との協同作業［訳註：映画『ベルリン 90年10月』］が紹介されます。
　ジャズをテーマとしたコンサートは2月6日に行なわれます。この日はバール・フィリップス・クァルテット Barre Phillips Quartet の演奏がフィーチャーされます。メンバーはバール・フィリップス Barre Phillips（ベース）、ロラン・シャルル Laurent Charles（サクソフォン）、パトリス・ソレッティ Patrice Soletti（ギター）、フランソワ・ロッシ François Rossi（ドラムス）。
　コンサートはすべて入場無料です。住所・問い合わせ先は以下です： Bibliothèque Louis Nucéra, 2 place Yves Klein, Nice, France. Tél. : +33 (0)4 97 13 48 00.

　最後に、バール・フィリップスのECMでの数あるレコーディング作品の中から一部をご紹介しましょう。