南国ドロップス＠タワーレコード那覇店

最近は、オキナワンポップスの台頭も著しく、
「沖縄音楽」というジャンルはすっかり市民権を得たように思います。

というわけで、沖縄に行く機会を得た私は、
地元ＣＤショップに足を運ぶことにしました。

訪問先は、タワーレコード那覇店。

私の期待どおり、
いわゆる琉球音階といわれる音階をベースとした伝統音楽から、
沖縄出身アーティストによるJ-POPアルバムまで、
色々な意味合いで「沖縄色豊か」といえるＣＤが
まとめて試聴できるようになっていました。

なかでも、birdが「鳥」というアーティスト名義で出した
沖縄限定シングルの存在には、驚きでした。

私は、Mondo Grosso （■）のライブで、
前座に出てきたのをみて以来のbird好きです。

彼女が沖縄で有名な曲「童神」をカバーしたり、
宮古島でライブをしていることはうっすら知っていましたが、
限定ＣＤを出すほど、島の文化に傾倒していたんですね。

おっと、birdに興奮して話がそれました。

沖縄ポップスのコーナーには、
沖縄出身アーティストによる音楽満載の短編映画
「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。」（■）のサントラから、
日本語で歌う沖縄初本格サルサバンド、
沖縄発レゲエバンド、
沖縄出身ソロボーカリストによるボサノヴァ…と、
いずれもはじめて出会うアーティストの音楽ばかりが揃っており、
試聴機から離れられません。

そんななか、ハートを射抜かれたのが、
「南国ドロップス」のアルバム「社交街の誘惑」です。

南国ドロップスオフィシャルページ ■

１曲目、デューク・エリントンの「キャラバン」を
日本語で歌い上げる低音ボイスを聴いたときには
「EGO-WRAPPIN'」（■）のような印象でした。

これが、２曲目の「エキゾチック・シャワー」で、
声の印象ががらっと変わるんです。

エキゾチック・シャワー ■

２曲の試聴で購入決定。

「南国ドロップス」は、沖縄滞在中のドライブのお供に大活躍でした。

帰ってから調べてみると、
「南国ドロップス」は結成から12年が経つベテラングループで、
かつては首里フジコ（■）がボーカル担当を務めていたとか。

そして、今のボーカル担当 KINO は、首里フジコの実の妹さんなんですね。

また、その音楽はすでにＣＭでの採用実績もあるようです。

オリオンビールに至っては、2008年1月より放映開始ですから、
まさに今が旬の人気バンドなんですね。

au沖縄セルラーのＣＭ ■・■

オリオンビールのＣＭソング ■

旅先でいい音楽に逢えるとうれしいです。

地元ではメジャーな人たちでも、私には初の出会い。

ライブをみる機会はなかなか得られないとは思いますが、
彼らの動向をひっそりと、見守っていきたいと思います。


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