April 13, 2006
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| ヨークでECMフェスティヴァル開催 ECM
at York Festival
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5月3日から12日にかけてイギリスのヨーク大学で開催されるニュー・ミュージックの春のフェスティヴァルで今年はECMの音楽が中心に取り上げられています。
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5月5日のコンサート・プログラムのタイトルは、＜エストニアのイコン〜アルヴォ・ペルトとヴェリヨ・トルミスの音楽
Estonian Icons: The Music of Arvo Pärt
and Veljo Tormis＞。出演は、ダウランド・プロジェクトのリーダーであるジョン・ポッター
John Potter、トリオ・ミディーヴァル［トリオ・メディイーヴァル］
Trio Mediaeval のメンバーのアンナ・マリア・フリーマン
Anna Maria Friman、そしてメゾソプラノのアンジェリカ・カタリオウ
Angelica Cathariou です。演奏曲目は、ペルト「スタバト・マーテル
Stabat Mater」、「…の子…［イエスの系図］
Which was the son of...」、「フラトレス
Fratres」の三曲と、トルミス「フォークソングズ
Folksongs」です。
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5月10日は、スカンジナヴィアの三重唱団トリオ・ミディーヴァル［トリオ・メディイーヴァル］
Trio Mediaeval とサックス奏者トリグヴェ・サイム
Trygve Seim、アコーディオン奏者フローデ・ハルトリー
Frode Haltli との共演によるコンサートです。
トリオ・ミディーヴァル［トリオ・メディイーヴァル］は、新しいアルバム《海の星
Stella Maris》（ECM New Series 1929）にも収録されている、韓国の女性現代作曲家スンジ・ホン
Sungji Hong（b. 1973）の「ミサ：光よりの光
Missa Lumen de Lumine」の英国初演を行なうほか、ウィリアム・ブルックス
William Brooks の「６つの中世の詩篇
Six Mediaval Lyrics」を演奏。
さらにまた、トリグヴェ・サイム Trygve Seim がクラシック音楽（現代音楽）のフォーマットでトリオ・ミディーヴァルと彼自身とハルトリーのために作曲した、スーフィ最大の詩人／哲学者として知られるジェラールッディン・ルーミーJalaluddin Rumi （1207
- 1273）の詩篇にもとづく新作「声と現前のあいだで
Between Voice and Presence」の世界初演も行なわれる予定です。
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5月11日には、マンフレート・アイヒャー
Manfred Eicher とジョン・ポッター
John Potter の公開対談があります。以下は同フェスティヴァルのプログラム・ブックからの抜粋です。
──「1969年に Edition of Contemporary Music を設立して以来、マンフレート・アイヒャーは、現代音楽、ジャズ、ワールド・ミュージックの分野において、今日にいたるまで、つねに最も影響力のあるプロデューサーの一人として活躍を続けてきました。（中略） アイヒャーとジョン・ポッターは、長年に亙って共同作業を続けてきた間柄です。一番始めはヒリヤード・アンサンブル
Hilliard Ensemble のメンバーとしての協働。そして近年、その関係は、ダウランド・プロジェクト
Dowland Project の録音制作における関わりが主体となってきています。」
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5月12日には、トリグヴェ・サイム
Trygve Seim とフローデ・ハルトリー
Frode Haltli のデュオ・コンサートが開催されます。
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ECM関連公演およびスプリング・フェスティヴァル全体のより詳しい情報とチケット関連につきましては、以下のヨーク・コンサーツのサイトを御覧ください。■
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(c) ECM Records, Munich. Used by
permission.
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※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） |
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