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　ECM NEWS／ECM情報

Album cover reproduced by courtesy of ECM Records, Munich
●ジャケット写真はECM Recordsの許諾のもと、掲載しております。（musicircus）


December 1, 2011
マンフレート・アイヒャーがグラミー賞にノミネート

Grammy Nomination for Manfred Eicher
　
　 　マンフレート・アイヒャー Manfred Eicher が、米国ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンスが主宰する第54回グラミー賞のクラシック・プロデューサー部門にノミネートされました。ノミネートに際して制作の功績を認められたのは、下記の作品群です。
 　
ハインツ・ホリガー Heinz Holliger がバッハ J.S. Bach のオーボエ協奏曲とシンフォニア Concertos & Sinfonias for oboe を演奏した《わがうちに憂いは満ちぬ Ich hatte viel Bekümmernis》（ECM New Series 2229）

 　
ギドン・クレーメル Gidon Kremer とクレメラータ・バルティカ Kremerata Baltica が、ギヤ・カンチェーリ Giya Kancheli、セザール・フランク César Franck、シュテヴァン・コヴァッチ・ティックマイエル Stevan Kovacs Tickmayer の作品を演奏した《ヒムズ・アンド・プレアーズ（賛歌と祈祷） Hymns and Prayers》（ECM New Series 2161）

 　
トーマス・ツェートマイアー Thomas Zehetmair とルース・キリウス Ruth Killius が、ホリガー Holliger、バルトーク Bartók、シェルシ Scelsi、スカルコッタス Skalkottas、マックスウェル・デイヴィス Maxwell Davies、その他の作曲家を取り上げたリサイタル盤《マント・アンド・マドリガルズ Manto and Madrigals》（ECM New Series 2150）
 　
メレディス・モンク Meredith Monk の《ソングズ・オブ・アセンション Songs of Ascension》（ECM New Series 2154）
 　
ギドン・クレーメル Gidon Kremer、ギードゥレ・ディルヴァナウスカイテ Giedre Dirvanauskaite、カティア・ ブニアティシヴィリ Khatia Buniatishvili の三人の演奏で、チャイコフスキー Tchaikovsky の「ピアノ・トリオ op.50」とヴィクトル・キシーン Victor Kissine の「ゼルカロ（鏡） Zerkalo」を並べて収録したアルバム《ピアノ・トリオズ Piano Trios》（ECM New Series 2202）
 　
トリオ・ミディーヴァル（トリオ・メディイーヴァル） Trio Mediaeval が、13世紀の英国修道院で行なわれていた聖母マリアに捧げる随意ミサ（votive Mass）を再構成し、その資料上の欠落部分をギャヴィン・ブライヤーズ Gavin Bryars の新作で補ったアルバム《ウースターの聖母ミサ A Worcester Ladymass》（ECM New Series 2166）
 　
　 　以上のアルバムは ECM New Series の特徴を非常によく表した、幅広い音楽領域をカヴァーするものとなっています。

 　
　 　ECMの創立者であるアイヒャーは、1997年のグラミー賞ノミネート以来、これまで9回にわたってノミネートされ、2002年に最優秀クラシック・プロデューサーとしてグラミー賞を受賞しています。
　第54回グラミー賞は、2012年2月12日に発表される予定です。

 　
　


(c) ECM Records, Munich. Used by permission.


 　
　 ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） 　

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