December 7, 2006
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| ボボ・ステンソン、ヨーロピアン・ジャズ賞を受賞 Bobo
Stenson wins European Jazz Prize
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 Photo: Ssirus W.
Pakzad
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先週末ウィーンで、スウェーデン出身のピアニスト、ボボ・ステンソン
Bobo Stenson に、2006年度ヨーロピアン・ジャズ賞
European Jazz Prize が授与されました。この価値ある音楽賞は2006年度ハンス・コラー賞 Hans Koller Preis の一環として授与されるもので、副賞としてウィーン市から賞金14.500ユーロ（約220万円）が贈られます。 12月1日にウィーンのクラブ「ポーギーとベス」でボボ・ステンソンの短いピアノ演奏の後に授賞式が行われ、その翌日には、万全の態勢を整えてピアノ・トリオによるコンサートが開催されました。
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同賞の審査員によるコメントでは、ボボ・ステンソンを選出した理由として、とりわけ「抒情（リリシズム）と抽象（アブストラクション）の混合」という面を評価したと述べられていますが、そうした面は、思えばECMがボボ・ステンソンとの関係を開始した当初から、多様な音楽的方向性を示すレコーディングにおいてステンソン自身の演奏をつねに際立たせてきた特徴でした。
ECMにはボボ・ステンソンが自らリーダーを務めたアルバム群のほか、1970年代にはヤン・ガルバレク
Jan Garbarek とのコラボレーション〔《Sart》（ECM 1015）、《Witchi-Tai-To》（ECM
1041）、《Dansere》（ECM 1075）〕、ドン・チェリー
Don Cherry との共演作〔《Dona Nostra》（ECM
1448）〕、そしてチャールズ・ロイド Charles Lloyd との諸作〔《Fish Out of Water》（ECM 1398）、《Notes
from Big Sur》（ECM 1465）、《The Call》（ECM
1522）、《All My Relations》（ECM 1557）、《Canto》（ECM 1635）〕などを残しています。
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ボボ・ステンソンの現時点での最新リーダー作は、ポール・モーシャン［モーション／モチアン］
Paul Motian とアンダーシュ・ヤーミーン［アンデシュ・ヨルミン］
Anders Jormin と組んだトリオ作《グッドバイ
Goodbye》（ECM
1904）です。
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昨年（2005年）には、スウェーデンとノルウェー出身ミュージシャンの集合体「パリッシュ
parish」によるアルバム《Parish》（ECM
1870）〔トーマス・ストローネン Thomas Strønen
名義〕や、サックス奏者マーティン・スピーク
Martin Speake との共演作《Change of Heart》（ECM 1831）も録音しています。（来年１月にはマーティン・スピークと組んだ英国ツアーが行なわれる予定です。）
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(c) ECM Records, Munich. Used by
permission.
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※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） |
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