Jan 31, 2006
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テリエ・リピダル[タリエ・リプダル]にスペルマン賞 Terje
Rypdal wins Spellemann Prize
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Photo: Anne Lise
Flavik
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先頃ノルウェー最大の音楽賞「スペルマン賞
Spellemann Prize」の発表があり、ノルウェー出身のギタリスト、テリエ・リピダル[タリエ・リプダル]
Terje Rypdal に対して、「過去40年間に亙るプロ・ミュージシャンならびに作曲家としての秀でた活動」を顕彰して「名誉賞」が授与されました。
2006年1月28日の授賞式の模様はノルウェー全国にテレビ中継され、綺羅星のようなギタリストたちが一堂に会して、リピダルへのトリビュートとして貴重な演奏が披露されました。
出演したギタリストは、クヌート・ヴェルネス
Knut Værnes、クヌート・ライエシュルード
Knut Reiersrud、ヴィダール・バスク
Vidar Busk、ロニー・ル・テクロ
Ronni Le Tekrø、ラーシュ・ホーヴァール・ハウゲン
Lars Håvard Haugen で、彼らがテリエ・リピダルのECM作品《チェイサー Chaser》(ECM
1303)からアルバム・タイトル曲を演奏しました。ステージには作曲者のリプダルも加わって、あらゆる制約から解き放たれたロック・ギターの世界が展開されました。
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ル・テクロ(TNT)はハード・ロックのギタリストとして有名な存在ですが、彼はECMからリリースされているリプダルのアルバム《ダブル・コンチェルト
Double Concerto》(ECM 1567)の録音に参加しており、リピダルとの共演を聴くことができます。
[訳注=リプダルとテクロは、他レーベルから連名で以下のアルバムをリリースしている。内容は「ハード・ロック・ジャズ」。Rypdal
& Tekrø(1994)、Rypdal
& Tekrø 2(1998)、The
Radiosong(2002)]
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ところで、タリエ・リプダルの最新アルバム《ヴォッサブリッグ
Vossabrygg》(ECM 1984)が、いよいよ発売となりました。スイスの「新チューリッヒ新聞
Neue Zürcher Zeitung」やイギリスの「ジャズワイズ
Jazzwise」といったプレスのレヴューではすでに好評価が示されています。
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(c) ECM Records, Munich. Used by
permission.
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※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records
の許諾を得て翻訳掲載するものです。(musicircus) |
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