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　ECM NEWS／ECM情報

Album cover reproduced by courtesy of ECM Records, Munich
●ジャケット写真はECM Recordsの許諾のもと、掲載しております。（musicircus）


January 21, 2008
マルチン・ヴァシレフスキ・トリオの新作を賞賛するレヴューと彼らのツアーについて

Rave reviews and packed clubs for "January" tour by the Marcin Wasilewski Trio in Germany and Switzerland
　
　先頃、ポーランド出身のトリオがECMの新作《ジャニュアリー（一月［睦月］） January》（ECM 2019）を提（ひっさ）げて、ベルリン Berlin（1/9）、ビーレフェルト Bielefeld（1/11）、ミュンヘン Munich（1/12）のクラブ出演と、スイスのベルン Bern（1/13）とチューリヒ Zurich（1/15）のコンサートが続くツアーを開始しました。
　演奏はいずれも熱狂した聴衆が何度もアンコールを求める程の大成功をおさめ、ステージでは、新作に収録されたエンニオ・モリコーネ Ennio Morricone の〈シネマ・パラディーゾ Cinema Paradiso〉やプリンス Prince の〈ダイアモンド・アンド・パールズ Diamonds and Pearls〉といった、非常に音楽的なバラード曲を自由に組み合わせて注意深く構成した作品のほか、多くのマルチン自身のオリジナル曲、高度な技巧を駆使したアップ・テンポな楽曲や一段とゆったりしたバラードが演奏されました。
　新作アルバムへのプレスの反応は、どれも絶賛と言えるものです。

 　
　 　≪推薦盤≫　メロディの透明性と拡がりのあるリズムの視野がこの若手トリオの個性であり、この新作では、それが信じられないくらい詩的な密度にまで達している。

ツァイト紙 Die Zeit

 　
　 　バンドの音楽芸術的な向上は見事だ。絶え間なく続く、素晴らしく、ほとんど信じ難い演奏である。

ウルリッヒ・シュタインメッツガー Ulrich Steinmetzger
スイス、ベルナー・ツァイトゥング紙 Berner Zeitung

 　
　 　≪五つ星（満点）≫　三人の演奏家は完全に対等な役割を果たしている。このコンセプトをトリオとしてあくまで貫徹している姿勢は、独自のレベルに達している。

ベルトルト・クロステルマン Berthold Klostermann
ドイツ月刊誌「フォノ・フォルム Fono Forum」

 　
　 　今回のツアーはドイツのフュルステンフェルトブルック Fürstenfeldbruck（1/16）、チュービンゲン Tübingen（1/18）、オーストリアのザールフェルデン Saalfelden（1/19）で一旦終わり、その後２月は、ポーラントのビェルスコ・ビャーワ Bielsko-Biala でのジャズ・フェスティヴァル出演（2/15）から引き続いてワルシャワ Warsaw その他、ポーランド国内都市を回るツアーとなります。３月には米国ツアーが予定されています。

　詳しくはECMウェブサイトのツアー・ページを御覧ください。

 　
　


(c) ECM Records, Munich. Used by permission.


 　
　 ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） 　

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