June 21, 2006
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| 雑誌表紙に登場、注目浴びるチャールズ・ロイド Cover
stories and raves for Lloyd trio
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先頃ECMからリリースされたチャールズ・ロイド
Charles Lloyd のアルバム《サンガム
Sangam》（ECM
1976）――ザキール・フセイン Zakir Hussain （タブラ）、エリック・ハーランド
Eric Harland （ds）とのトリオ――に各国のプレスが大きな関心を寄せています。
テネシー州メンフィス出身の偉大なテナーサックス奏者に対して、今新たな注目が集まっています。ロイドは今年４月、英国のジャズ専門誌「ジャズワイズ
Jazzwise」の表紙を飾りましたが、この６月にはそれに続けて「ダウンビート
Downbeat」誌の表紙にも登場。
さらに「ＢＢＣミュージック・マガジン
BBC Music Magazine」では《サンガム》が月間優秀ジャズ・アルバムに選定されました。
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このアルバムは多様な音楽ジャンルの混交で創られている。だが全体的には極めて簡素な趣を湛えている。私が今月聴いたジャズ新譜のなかでは飛び抜けて素晴らしい一作だった。
ロジャー・トーマス Roger
Thomas
ＢＢＣミュージック・マガジン BBC Music Magazine
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「ダウンビート」誌のライター、ヨーゼフ・ウッダード
Josef Woodard は、1960年代にまで遡るロイドの音楽人生の軌跡――キース・ジャレットとジャック・ディジョネットを世界に向けて紹介したあの伝説的なカルテットから現在に至るまで――をまとめた記事を執筆しています。
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 ECM 1878/79
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ECMで録音制作をするようになって以来、ロイドが作り上げたアルバムはどれも強靭で詩的な味わいに満ちている。しかも、その録音のほとんどが極上のしなやかな個性を誇る現在のジャズ界きっての最良のミュージシャンたち――ボボ・ステンソン
Bobo Stenson、ブラッド・メルドー
Brad Mehldau、ジョン・アバークロンビー
John Abercrombie、ラリー・グレナディア
Larry Grenadier、ビリー・ハート
Billy Hart、アンダーシュ・ヤーミーン［アンデシュ・ヨルミン］
Anders Jormin、ジェリ・アレン
Geri Allen、エリック・ハーランド
Eric Harland ――との共演である。ロイドはずっと以前から彼自身の音楽作りに際し、構造的な規範や厳格な文化的語彙からの逸脱を目指す自由を誇示していた。とはいえ、これは興味深い事実として指摘しておきたいのだが、ロイドのディスコグラフィを通じて、最も自由な制作態度で臨んだ最も野心的なアルバム作品が、いずれも最近２年以内にリリースされているのである。（中略）
《サンガム Sangam》（ECM 1976）は、ビリー・ヒギンズ
Billy Higgins の死去を受けてヒギンズへの捧げ物として企画されたトリオ・プロジェクトとして成立したユニットであり、今回が最初のレコーディングとなる。
（中略）
ロイドはこの数十年間に亙ってクァルテットのスタイルを長く拠り所としてきたが、《ウィッチ・ウェイ・イズ・イースト
Which Way Is East》（ECM 1878/79）［ビリー・ヒギンズとのデュオで録音は2001年］と今回の新作《サンガム
Sangam》によって、ついにそこから抜け出したようである。
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2006年の夏から秋にかけてロイドのトリオは各地の有名なフェスティヴァルに出演する予定です。米国、トルコ、スイス、ポルトガル、スペイン、イタリア、ギリシャ、フランスなどを訪れます。
チャールズ・ロイドの公式サイト
Charles Lloyd Official Website ■
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(c) ECM Records, Munich. Used by
permission.
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※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） |
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