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　ECM NEWS／ECM情報

Album cover reproduced by courtesy of ECM Records, Munich
●写真はECM Recordsの許諾のもと、掲載しております。（musicircus）


Nov 15, 2005
サーモンとソーセージ

Salmon and Sausages
　
　 　1905年から2005年までのドイツとノルウェー両国の関係をテーマとした展覧会が開催されています。ノルウェー語では Ikke bare laks og pølser、ドイツ語に訳せば Nicht nur Lachs und Würstchen、英語では Not just salmon and sausages、すなわち「サーモンとソーセージ」──これは大規模博覧会の名称としてはいささか影の薄いネーミングに映りますが、しかしまさしくこれが現在開催されている展覧会の正式名称なのです。

［訳注＝2005年はノルウェー独立100周年に当たり、国内外でさまざまな行事が行なわれている。］

　この展覧会は今年2005年10月25日にノルウェーのオスロの国立科学技術博物館 Norsk Teknisk Museum で開幕し、年が明けてからはベルゲン（３〜４月）、トロンハイム（５〜８月）とノルウェー国内を巡回した後、2006年秋にベルリンの通信博物館 Museum für Kommunikation で開催の予定となっています。両国の間では時に深刻な事態を迎えたこともありましたが、一方で実り多い関係も実現してきています。同展ではこうした両国間でのさまざまな出来事について詳しく紹介しています。

 　
　 　ところでこの展覧会の「芸術」に関連した展示パートは「グリーグとガルバレク、ゲーテとグラス」と題され、ECMのノルウェー・ジャズへの貢献について特別に言及されています。数多い魅力的な展示物のなかでも、ガルバレクの古いテナー・サックス──今では伝説的となった「ガルバレク／ステンソン・カルテット」時代に使われていたものです──は、ひときわ注目すべき一点と言えるでしょう。
　本展覧会はドイツ／ノルウェー両国外務省の後援を受けています。

 　
　


(c) ECM Records, Munich. Used by permission.


 　
　 ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） 　

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