Nov 5, 2005
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ラッヘンマンにシャルル・クロ賞(ACCディスク大賞) Lachenmann
wins Charles Cros prize
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パリで行なわれたシャルル・クロ・アカデミー
Académie Charles Cros による審査の結果、ECMが制作したアルバム、ヘルムート・ラッヘンマン
Helmut Lachenmann のオペラ《マッチ売りの少女
Das Mädchen mit den Schwefelhölzern》(ECM New Series 1858/59)に対し、栄えあるグランプリの栄誉が与えられました。この「ACCディスク大賞
Académie de Charles Cros」は、アメリカの「アカデミー賞」に相当する、フランスで最も権威ある音楽賞のひとつです。受賞式は11月25日にラジオ・フランスで行なわれる予定です。
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本アルバム《マッチ売りの少女
Das Mädchen mit den Schwefelhölzern》は、さらに、現代音楽(コンテンポラリー・ミュージック)部門においてもACCディスク賞「クー・ドゥ・クール[仏語でハートの一撃、一目惚れ、ときめきの意]
coup de coeur」を獲得しましたが、これはECMニュー・シリーズとしてはハインツ・ホリガー
Heinz Holliger のヴァイリオン協奏曲《Heinz Holliger: Violinkonzert 'Hommage
À Louis Soutter'(ルイ・ステーを讃えて)》(ECM New Series 1890)に続く二度目の受賞です。シャルル・クロ現代音楽賞の授賞式は、11月9日にパリの
IRCAM で行なわれます。
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シャルル・クロ Charles Cros は、フランスの詩人ですが、発明家としても知られ、1877年にトーマス・エジソン
Thomas Edison に先駆けて「音響現象を録音しかつ再生する方式」に関する論文を書いています。彼はまた初期のカラー写真技術に採用された種々の写真方式の発展にも寄与しています。
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2005年は、ラッヘンマンにとって、自作品がかつてないほど多く上演された重要な一年となりました。70歳を記念した行事がベルリン、オスロ、ウィーン、ルツェルン、ハダースフィールド、その他各地で開催され、数多くの国際的な紙誌が揃ってラッヘンマンの作品への再評価を打ち出すようになってきています。
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(c) ECM Records, Munich. Used by
permission.
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※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。(musicircus) |
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