November 14, 2011
| メレディス・モンクが2012年最優秀作曲賞を受賞 Meredith Monk is Composer of the Year |
ワシントン・ポスト紙 Washington Post
(c) ECM Records, Munich. Used by
permission.
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| ECM NEWS／ECM情報 | Album cover
reproduced by courtesy of ECM Records, Munich |
November 14, 2011 |
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メレディス・モンク
Meredith Monk が、米国を代表するクラシック音楽誌「ミュージカル・アメリカ
Musical America」の2012年度の最優秀作曲賞を受賞しました。権威ある同誌が発表したプレス・リリースから、一部を抜き出してご紹介いたします。（原文はこちら
■）。 |
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| メレディス・モンクは過去50年以上に亙ってアメリカのニュー・ミュージックの世界において驚きの源泉であり続けてきた。モンクはそれを証明する栄誉をいくつも手にしている。マッカーサー・フェローシップ（天才助成金）
MacArthur ‘Genius’
Fellowship、リンカーン・センター
Lincoln Center とカーネギー・ホール
Carnegie Hall でのマラソン回顧コンサート、名門ECMレーベルでの作品の録音、また作品委嘱をサンフランシスコ交響楽団
San Francisco Symphony、セントルイス交響楽団
St. Louis Symphony、クロノス・クァルテット
Kronos Quartet、ヒューストン・グランド・オペラ
Houston Grand Opera から受けている。メレディス・モンクの作品が与えた幅広い影響は、現代音楽だけに留まらず、ポップ、ジャズ、さらにはヴィジュアル・アートにまで及んでいる。モンクにとって、作曲家であることは、さらに同時に歌手、キーボーディスト、ダンサー、振付家、演出家、映画作家であることでもあり、彼女が音楽に向かう原動力は、しばしば、こうした包括的な演劇的概念の一部と看做しうる。西洋音楽の伝統を見回しても、音楽を作り出すに当たって自らの身体をこれほどの次元で活用した作曲家、いわばモンクのような独創性や精神的な深みに比肩し得る他の作曲家を見出すことは、極めて困難だろうと思われる。 |
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| メレディス・モンク氏は今年（2011年）12月5日、リンカーン・センターで開催される特別式典において、同賞を授与される予定です。この日、同時に受賞が決まっているのは、チェロ奏者のデイヴィッド・フィンケル
David Finckel、ピアニストのウー・ハン
Wu Han、指揮者のヤープ・ファン・ズヴェーデン
Jaap van Zweden、ヴァイオリニストのギル・シャハム
Gil Shaham、テノール歌手のヨナス・カウフマン
Jonas Kaufmann といった方々です。 |
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ECM
New Series でのメレディス・モンクの最新リリースは、《ソングズ・オブ・アセンション
Songs of Ascension》（ECM New Series 2154）です。同アルバムは、発売以来、並外れた高い評価で迎えられています。 |
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| メレディス・モンクの音楽では、言語は沈黙へと退く。光輝を放つこのモンクの新しい作品でも、やはり言語が口を噤むところから始まる。本作では空間の要素が本質的なものとなっており、精神性に関する比喩としては普遍的とも言える“上昇”という観念が探査されている。すなわち、精神的な事柄は、ほぼあらゆる文化において、天国や、あるいは智慧、あるいは悟りに向かって、上昇していくものだと考えられているからである。《ソングズ・オブ・アセンション》は、誰もが耳にすべき作品である。 ワシントン・ポスト紙 Washington Post |
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| ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） |