November 30, 2004
| ボボ・ステンソンにスウェーデン・アカデミー賞授与 Swedish Academy Prize for Bobo Stenson |
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| ECM NEWS／ECM情報 | Album cover
reproduced by courtesy of ECM Records, Munich |
November 30, 2004 |
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| ピアニストのボボ・ステンソン
Bobo Stenson に、スウェーデン王立音楽アカデミー
Swedish Royal Academy of Music のジャズ賞が授与されました。副賞の賞金10万ノルウェークローネ（約160万円）とともに、「スウェーデンのジャズに果たしてきた大きな芸術的役割に対して」賞が贈られました。選考委員の講評から一部を引用します。 |
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| ボボ・ステンソンは長い活動のその時々で、高度かつ個性的で比類がない音楽への取り組み方をさまざまなかたちで編み出してきた。彼の音楽家としての並外れた魅力は、スウェーデンの即興演奏の世界に絶えず重要な影響を与えてきた。ボボ・ステンソンは真のインプロヴァイザーであり、その溢れ出る表現の発想は汲めども尽きせぬものがある。 |
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ステンソンはECMの設立初期からアルバム録音を重ねています。ヤン・ガルバレク
Jan Garbarek の1971年のアルバム《サルト Sart》（ECM 1015）への参加が契機となり、ヤン・ガルバレク＝ボボ・ステンソン・クァルテット
Jan Garbarek-Bobo Stenson Quartet による1970年代の中期に圧倒的名声を博した諸作──《ウィッチ・タイ・ト
Witchi-Tai-To》（ECM 1041）、《ダンサー Dansere》（ECM
1075）──が誕生しました。1990年代に入ると、ステンソンはチャールズ・ロイド
Charles Lloyd のバンドでの活動と並行して、トマシュ・スタンコ
Tomasz Stanko による模範的な“フリー”クァルテットに参加し（アンダーシュ・ヤーミーン［アンデシュ・ヨルミン］
Anders Jormin とトニー・オクスリー
Tony Oxley と共に）、その上で、彼自身のトリオによる活動も着実に前進させ、《リフレクションズ
Reflections》（ECM 1516）、《ウォー・オーファンズ
War Orphans》（ECM 1604）、《セレニティ Serenity》（ECM
1740/41）の３枚は、いずれも賞賛を博しました。 |
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ボボ・ステンソンの直近のリリースは、ECMでのこれまでの録音を回顧した自選ベスト・アルバム・シリーズ「ラルム」
:rarum series のなかの一枚となる、《Selected Recordings》（:rarum 8）です。 |
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ボボ・ステンソン・トリオの次作は、アンダーシュ・ヤーミーン［アンデシュ・ヨルミン］
Anders Jormin のベース、ドラムスに偉大なポール・モーシャン［モーション／モチアン］
Paul Motian を迎えて、2005年にリリースの予定です。 |
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| ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） |