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　ECM NEWS／ECM情報

Album cover reproduced by courtesy of ECM Records, Munich
●ジャケット写真はECM Recordsの許諾のもと、掲載しております。（musicircus）


Sep 6, 2005
マヌ・カチェ：新譜＆パリでのECMイヴェント

Manu Katché: New album and ECM event in Paris
　
　《ネイバーフッド（隣人） Neighbourhood》（ECM 1896）と題されたマヌ・カチェ Manu Katché のECMからの初リーダー作は、プロデューサーのマンフレート・アイヒャー Manfred Eicher 自らが参加ミュージシャンの選定に当たったスペシャル・プロジェクトです。
　アルバム収録曲はマヌ・カチェが作ったオリジナルの新曲で固められ、ヤン・ガルバレク Jan Garbarek（sax）、トマシュ・スタンコ Tomasz Stanko（tp）、マルチン・ボシレフスキ Marcin Wasilewski（p）、スワヴォミル・クルキエヴィッツ Slavomir Kurkiewicz（b）がフィーチャーされています。

 　
　 　フランス系アフリカ人のドラマー、マヌ・カチェは、すでに約20年にわたってヤン・ガルバレクと協同で音楽活動を続けてきていますが、その最初の機会は1989年にパリで開催されたECM 20周年記念祭の一環としてのラ・シガール劇場 La Cigale での公演でした。
　その後、彼はガルバレクのアルバム録音に参加するようになり〔《トゥエルヴ・ムーンズ Twelve Moons》（ECM 1500）、《ヴィジブル・ワールド Visible World》（ECM 1585）、《ラーガズ・アンド・サーガズ Ragas and Sagas》（ECM 1442）他〕、昨年リリースされて幅広い賞賛を集めたガルバレクの最新作《イン・プレイズ・オブ・ドリームズ In Praise Of Dreams》（ECM 1880）にもその名を連ねています。

 　
　ガルバレクとマヌ・カチェの記念すべき出会いの場であるパリのラ・シガールで、10月4日に《ネイバーフッド（隣人） Neighbourhood》の発売日を記念したスペシャルECMイヴェントが開催されます。
　マヌ・カチェ・バンドによるアルバム収録作品の全曲の演奏に加えて、アニヤ・レヒナー Anja Lechner とヴァシリス・ツァブロプロス Vassilis Tsabropoulos の二重奏によるグルジェフと古代ビザンチン讃歌に基づく音楽〔アルバム《聖歌、讃歌と踊り Chants, Hymns and Dances》（ECM New Series 1888）から〕が演奏されます。

 　
　 　コンサートは19:30開演です。チケットはFNACでお求めになれます。

 　
　


(c) ECM Records, Munich. Used by permission.


 　
　 ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） 　

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