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| ECM NEWS／ECM情報 | Album cover
reproduced by courtesy of ECM Records, Munich |
December 5, 2011 |
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フィンランド出身のピアニスト／ハーピスト／作曲家、イロ・ハールラ
Iro Haarla が、ECMに録音した《ヴェスパーズ（晩課）
Vespers》（ECM
2172）（マティアス・アイク Mathias Eick、トリグヴェ・サイム
Trygve Seim、ウルフ・クロクフォルシュ
Ulf Krokfors、ヨン・クリステンセン
Jon Christensen というメンバーからなる自身のグループをフィーチャーした新作）の成果によって、「エンマ賞」ジャズ部門
Jazz Emma Award 2011（年間最優秀ジャズ・アルバム）を受賞しました。 |
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| エンマ賞 Emma Awards は、1983年にフィンランド音楽産業
Finnish music industry によって創設された音楽賞です。 今回のハールラの受賞は、審査員の全員一致によるものだったとのこと。公式発表から引用します。 |
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| ここに録音されている音楽は、控え目なかたちでキャリアを築いてきた先駆的なピアニスト並びに一人の作曲家の肖像であるが、その陰で、同時にハールラがフィンランドを代表するトップ・クラスの音楽家達や国際的なジャズ・ミュージシャンとこれまで共演を重ねてきたなかで、絶えず自信に満ち溢れスタイリッシュに自己を貫いてきたことを指摘しておきたい。受賞アルバムで聴くことのできる音楽は、芸術性においても、また作曲面においても、極めて高い質を誇る作品である。またその音楽語彙は、独創的であると同時にスカンジナヴィアならではの個性を含み持っており、心理面での治療にも役立つだろうと思われる程、瞑想のなかへ強く引きずり込む力を有している。 |
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| ちなみにECMのアルバムがこの栄えあるフィンランドの音楽賞を受賞するのは、昨年に引き続き、これで二年連続となります。昨年度は、マルック・オウナスカリ
Marrku Ounaskari がピアニストのサムリ・ミッコネン
Samuli Mikkonen と共演したアルバム《クアラ
Kuára》［訳注：ロシア連邦内のウドムルト語で「響き」の意味］が同賞を受賞しています。 |
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関連記事 ECM情報 December 13 , 2010 ▼ Markku Ounaskari, Samuli Mikkonen, Per Jørgensen Kuára wins Emma Award 《クアラ》（ECM 2116）がエンマ賞を獲得 |
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| ※本記事は、ECM が発信する最新情報を ECM Records の許諾を得て翻訳掲載するものです。（musicircus） |
