『音響・環境・即興　松籟夜話――〈耳〉の冒険』
著者　津田貴司・福島恵一
発行：カンパニー社　■

発行日：2025年12月　本体価格：3,800円（＋税）
四六判並製：592頁

すばらしい書影が届いた、

闇夜の国から、井上陽水、と出た、バールフィリップスも出た、

彷徨っていた、コロナカカ以降、

インプロでは春の旅01、いわきコンサート、ルシオカペーチェ、のあとは？、
春の旅 01 / Spring Road 01 / Michel Doneda(ss.sn) , 齋藤徹(b.harmonium.korean gong) , 久田舜一郎(小鼓.Voice) , Gerald Zbinden(g) (SCISSORS) 2002		Concert In Iwaki Evan Parker Electroacoustic Quartet (Uchimizu Records) 2021		Zero Plus Zero /Lucio Capece (Potlatch) 2012
現代ジャズではサンライズ、タイションピラース、クリストファーホフマンのあとは？と、
Sunrise / Masabumi Kikuchi Trio (ECM) 2009		Pillars Tyshawn Sorey (Firehouse 12) 2018		Multifariam Christopher Hoffman (Asclepius Records) 2018
ECMではガルペリンキツネ仮面盤、連鎖してヴァインベルク涙の星屑聖母盤、青木涼子夜の詞、のあとは？、と、
Theory of Becoming Evgueni Galperine (ECM) 2022		ヴァインベルク: 交響曲第3番・第7番 ミルガ・グラジニーテ=ティーラ 、 ドイツ・カンマーフィルハーモニー 、 バーミンガム市交響楽団 (Deutsche Grammophon) 2022		夜の詞 能声楽とチェロのための作品集／青木涼子＆エリック＝マリア・クテュリエ （コジマ録音） 2021

Fixing the Fluctuating Ideas
ElectroAcoustic Ensemble with Sainkho Namtchylak
(Les Disques Victo) 2021

20
ヒョゴ hyukoh 혁오
カシミアレコード 2014

Barre Phillips
End To End
(ECM) 2018

Quietude / mama!milk （Contrail Farm） 2010

闇夜の国から / 井上陽水　（ポリドール） 1975

トーマスモーガンよりもジェイソンモーガンを聴くネトウヨ指定リスナーのおれ、現代ジャズ者としては今年の年度代表馬はヤコブフロだ高田みどり盤を掲げる、レコードオブジイヤーは渋谷毅中牟礼貞則、

おれはクルマでスウィングルシンガーズやフェラクティや小沢健二や Lata Mangeshkar をかけたんだ、福島恵一チルドレンがどんな球投げても打ち返すメジャークリティーク界の大谷翔平、楽しすぎる、音楽を聴いてともに過ごす公共性を、怖さを教えてくれる福島恵一、

何を書いているのかわからんくなってきた、エーアイには負けない、

ちゃちゃのり
Masanori Tada Ikuno Urano Asanuma 1961-

津田貴司＝編著
『フィールド・レコーディングの現場から』　▼
発行：カンパニー社

（1）カンパニー社謹製かわら版
令和七年春季號外
蔦重や黄表紙作者の音楽趣味も知ってはじめて『べらぼう』通 …でゲショ?!

蔦重はどんな音楽を浴びて暮らしていたのでしょうか。
長唄、河東節、荻江節、義太夫、新内も人気筋だったようでゲス。
ドラマにもっと音楽の場面を出して欲しいおくんなせい。

（2）カンパニー社謹製かわら版【通巻二】
令和七年春季 『古典邦楽十吋盤のすすめ』発売記念：又號外
『べらぼう』時代の地口・無駄口・洒落辞典
通人志願者ならご一読。「ありがた山の寒烏［かんがらす］」でゲショ?!

蔦屋重三郎が活躍した時代に、実際に町民の間で流行して頻用された洒落っけのある言葉遊び。
朋誠堂喜三二、恋川春町、山東京伝の名作黄表紙から抜き出して辞典を作ってみたくなりやした。

（3）カンパニー社謹製かわら版【通巻三】
令和七年夏季 號外：『古典邦楽十吋盤のすすめ』第3回 音楽本大賞 個人賞受賞記念　■
『べらぼう』時代のお座敷を盛り上げた人々
男芸者、幇間［ほうかん］、声色師［こわいろし］の研究…?!

男芸者イコール陰間［かげま］（男娼)ではないこともご存知でしょうな？ ぢゃ男芸者は何する人かですって？
声色（物真似）も幇間［ほうかん］の重要な芸の一つだったと存じますが、声色師イコール幇間とは限りません。

岡島豊樹＝著
『古典邦楽十吋盤のすすめ』
発行：カンパニー社　■

発行日：2024年11月　本体価格：4,800円（＋税）
四六判並製：576頁（うち、カラー128頁）



＜『古典邦楽十吋盤のすすめ』宣伝の段＞

　東西々々［とざいとーざい］。掲げたるは江戸時代に人気を博した音楽を中心に、戦後昭和の早い時期に発売されたLPレコード盤（30センチ盤ではなく25センチ盤の時代）を多数紹介した単行本でござりまする。その時代、写真ならず絵画が使われたジャケット多くして、江戸時代を偲ばせる情緒のジャケあまた有馬山。今ではお目にかかりにくくなった日本の風物、衣装、風俗、商売、仕草、文様他と出会うこと珍しからず。各盤を、ジャケット写真＋内容紹介文＋演奏者データで御紹介（約700点）。約130頁のカラーページでその多くのジャケットをとくと御覧に入れまする。

オカジマサンのすすめ、

えっ？岡島さんの新刊？『古典邦楽十吋盤のすすめ』岡島豊樹著（カンパニー社）、テンインチ盤、90年代『ジャズ批評』誌黄金時代編集長をされていた岡島さんがソ連ジャズや地中海ジャズの導き本を上梓するのはわかる、が、レココレ連載旅する名著『SPレコード蒐集奇談』岡田則夫著みたいな？どんだけフィールド広いんや、

長唄、歌舞伎舞台、義太夫節、古曲、常磐津節、清元節、新内節、端唄、うた沢、小唄、俗曲、都々逸、お座敷遊び、雅楽、能、狂言、箏曲、地歌、尺八、琵琶、詩吟、浪曲、お祭、囃子、太鼓、民謡、さらにわらべうた、童謡、文部省唱歌、

池袋ジュンク堂書店９Fに駆けあがる、手に取る、120ページを超えるカラージャケ顔見せ展覧会、に圧倒される、自分が北海道に生まれて祖父母や父母から育てられてきた文化的図像たちがお迎えしてくれている（日本語になってない）衝撃に呆然とする、こ、これだよなあ、



オレが今年「ニセコロッシ JAPAN 2023 ▼」で鶴澤津賀寿さんを掲げたのは、ジャズ評論家悠雅彦先生が晩年藤本昭子を追っかけていた耳の軌跡に沿って到達していた境地、ジャズ批評岡島豊樹先生はもっと先に行っている、


カンパニー社、岡島さんの著作ラインナップ、４冊目、
『ソ連メロディヤ・ジャズ盤の宇宙』
『東欧ジャズ・レコード旅のしおり』（これまだ買ってないー）
『地中海ジャズの歴史と音盤浴案内』

岡島さん鈴木正美さんによる JAZZ PERSPECTIVE誌 VOL.18「特集 ロシアのジャズ」■ も素晴らしい内容でした、2019年、

ジャズの発祥はニューオリンズの系譜とオデッサの系譜がある！、と度肝を抜いた岡島さんと鈴木さん、吉祥寺の天空ジャズインプロの聖地、カフェ・ズミ、で、2010年10月4日に行った、

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混民サウンド・ラボ・フォーラム 2010年秋期
第7回 ポスト･クリョーヒン･スタディーズ 第2弾
パネリスト: 鈴木正美、岡島豊樹、北里義之（司会）
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鈴木正美さんの「１９６０年代のジャズ・フェスティバルと聴衆」、ロシアのジャズはじつに１９２２年から始まっている、論文PDF、今も読めますね、■

２年前のウクライナ侵攻、オデッサの街は、ウクライナのミュージシャンは、ロシアのミュージシャンは、レコード芸術『特集ウクライナの音楽』2022年8月号、を買うのと同時に、岡島さんたちも心配されているだろうなあ、と、想う、日々、

何を書いとんのか、

今年月光茶房でカンパニー社『日めくりジャズ366　2024年版』■ を購入、知らない盤ばかりでネットで探っては、Jaki Byard On The Spot! に出逢いました、泣きました、うお！、2025年版の発売予告が！、■

この、『古典邦楽十吋盤のすすめ』、ずしっと紙質が重くて手触りがよくて、カラーページのジャケに影がついている立体感もワザだなー、白黒ページもどのページにも所せましとジャケが図像が散りばめられていている、これらの図像すべてが渡辺京二著『逝きし世の面影（平凡社ライブラリー）』ではないか、（これまた日本語になってない）、



オレは入手してから毎日有楽町線丸の内線を、この本を持って、お気に入りのニットの手袋でこの本だけを持って、仕事に行っています、誇らしいとも違くて、わたしはこの本を手にしているわたしでありたいと言うのか、立場の表明と言うのか、ファッション？、ファッションてそういうもの、

岡島さんのあとがきが泣ける、うん、オレも朗らかに歌う女子を嫁さんにしてみせる！、

多田雅範 ちゃちゃのり
Tada Ikuno Urano Asanuma Masanori 1961-

ECM catalog 増補改訂版／50th Anniversary
発行・発売：東京キララ社　■
NEW EDITION　Now on sale
Published in 2019

ECMレコード創立50周年記念
2019年11月29日発行　本体5,000円（税別）
A5・並製（210×148mm×34mm）
940頁（カラー260頁・モノクロ680頁）

昆虫採集と、エーミールと、音楽について、

ECMに録音を残したミュージシャンたちの、サイドメンを含め、他のレーベルの作品、レア作品、名前のクレジットがあればすべて集める、カトリーナ・クリムスキー、タミア、ジミ・スメン［スマン］（Jimi Sumén）、アルフレート［アルフレッド］・ハルト、ガース・ノックス、クラウディオ・プンティン、ブルーノ・シュビヨン、

見たことのない組み合わせのミュージシャンたちの未発表盤をECM本社の倉庫で見つける夢をみるようになったら一人前だ、

ECM50周年によせて　多田雅範　■